トルコは危険?そう思って敬遠していましたが、好奇心が勝って行って来ました。初のイスラム教国にワクワク。さて実際はどうだったのか?
気になる治安は?
結論から言うと、治安は悪くなく拍子抜けでした。観光地にしか行っていないし、夜もほとんど出歩いていないので安全とは言いません。しかし道ゆく人があまりにも親切で、行く前の危険なイメージを思い出せないほどです。
危険というイメージはなぜついたのか?
旅行前にトルコをネットで調べると、安全だという書き込みばかりが目につくのです。ブログ自体、良かったことを書く人が多いのでしょうが、私の嗅覚的には行けるなと感じたのです。長年の旅行経験でのただの勘でが、危険というのはおそらく以下から定着したのだと思います。
2017年元旦のアタチュルク空港などのテロ事件
テロはなかなか自分では防ぐのが難しいですが、ブルーモスクアヤソフィアなどミュージアムパスで入れるような名所はセキュリティチェックがありました。中でもアタチュルク空港の国際線ターミナルは厳重で、入場するのに全ての荷物チェックがあり大混雑していたので、予定より30分は早く到着することをお勧めします。(このチェックの後に通常の搭乗手続きでまた並びます)
2013年のカッパドキアでの日本人女性殺害事件
カッパドキアでの事件はトルコ人にも衝撃的だったと聞きます。犯人は捕まり、終身刑の判決となったそうです。
確かに行ってみると、洞窟岩は立ち入り禁止になっているわけでもなく至る所にあり、自転車やバギーレンタルで好きな場所を気ままに散策するのも面白そうだと思いました。しかし大体のサイトではツアー参加を促しています。ツアー客が行かない場所は穴場ではあるけれど、リスクも高そうだなと感じました。今回私はカッパドキアで現地ツアーに参加し、単独行動はほとんどしませんでした。
高額な絨毯を売りつけられるというバザール
事前情報では、日本語を流暢に話すトルコ人には要注意とありましたので気をつけていました。
私は開館前のブルーモスク前で声をかけられました。私が日本人と分かると「ニホンダイスキー!」と絶叫されましたがその目は全く笑っておらず、まだ薄暗い広場にその声は奇妙に響き渡りました。これのことか。とすぐに分かりました。他にも「バザール行く?」とかもう誰がついて行くんだっていう人とか、「足寒くなーい?」(なーいにアクセント。私は長ズボン着用)昔誰かに言ってウケたんだなとか、声かけてくる人は割と分かりやすかったように思います。
たくさん声をかけられる
しかし、それ以外にも声をかけられることが多々あります。
トルコ人はとにかく親切です。これは口コミにもよくあるのですが、行ってみるとなるほどそうだなと分かります。ちょっと困った顔をしただけでどこからともなく声がかかって解決してくれます。
通掛 聞造さんを思い出すほどに。

日本全国、通りがかって60年。
道に迷ったら、良いタイミングで通りがかって道を教えてくれる道の案内人
年齢、性別問わずいろんな方に助けてもらいました。そしてみんな感じがいい。
治安まとめ
トルコは見所が多いので観光客がたくさんいます。その辺はスリに気をつけるとか、怪しい人について行かないとか、当たり前のことに気をつけていれば、むしろ安全な印象。
ただやっぱり日本人の少なさには驚きました。口コミ評価の高いドミトリーに泊まって日本人に会わなかったのは初めてかも。日本人が減って寂しいとお土産やさんの店主も言ってました。
人が親切で見所も多く、ご飯も美味しい。何となくのイメージで旅先の候補から外してしまうのはもったいないと強く思います。
墓マイラーのかじぽんマルコ残月さんは、101カ国訪れた中で再訪したい国の堂々1位にトルコをあげています。人が優しい、料理が旨い、遺跡にロマンがある、治安がいい、物価が安いなどベタ褒めです!(いつ訪問したのかは確認中)
トルコおすすめですので是非行ってみてください!
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